診療科目specialities
近年、ライフスタイルの変化や高齢化により、高血圧、狭心症、心筋梗塞、不整脈、動脈瘤、脳血管障害等の循環器疾患が増加し、悪性腫瘍を凌いで死因のトップとなっています。長寿の秘訣は血管を若く保っておくことです。
当科では、特に上記疾患、心不全、末梢血管疾患等を対象に診療を行っています。
心臓超音波検査、24時間心電図、運動負荷心電図、血圧・脈波検査(ABI/PWV)等の非侵襲的検査を行い病状を的確に判断し、患者様に投薬治療、生活習慣の指導を行っています。
また、専門性の高い検査や治療が必要と考えられる場合には、高度専門施設に紹介して、患者様が最善の医療を受けられるように、最善をつくして治療にあたっています。
担当医 生田 新一郎
ドクタープロフィール
準備中
糖尿病は、自覚症状に乏しいため、健診等で異常の指摘があっても、症状がないから急がなくてもいいと放置してしまっている方が非常に多いものです。しかしながら、はじめは無症状でも、一旦、合併症(網膜症、腎症、神経障害、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞、足壊疽等)を発症したら、日常の生活に支障をきたす症状や病態が生じ、生命に関わるもとになるのが糖尿病の恐ろしいところです。糖尿病を早期に発見し、日々の血糖値を上手にコントロールできれば、合併症の発症・進展を予防することができます。
当外来では、生活習慣病の代表的な疾患である、糖尿病・高脂血症を主に診療しております。健康診断や人間ドックで、血糖値やコレステロール、中性脂肪などの異常値を指摘された方やご心配な方は一度ご相談ください。
当院では以下の検査を行なっています。
■胃内視鏡検査
胃内視鏡検査は、胃の中はもちろん、食道、十二指腸の病気を調べる検査です。
■大腸内視鏡検査
大腸のポリープや大腸癌などの発見に有効です。
※尚、当院では内視鏡自動洗浄装置を導入し、ハイレベルの内視鏡の洗浄を行なっています。
■腹部超音波検査
消化器疾患の検査の中で、腹部超音波検査は、まさに〝おなかの聴診器〟と言えると思います。この検査は、胆嚢をはじめ、胆管、膵臓、腎臓、脾臓などの臓器の診断に有効です。
■胃レントゲン検査
バリウムを飲んで胃のレントゲンをとる検査です。
喘息、肺気腫、肺炎などの内科的疾患を中心に、自然気胸、肺ガンなどの外科的適応のある呼吸器疾患を含めた診断・治療を行なっています。喘息、肺気腫、肺炎などの標準的な診断治療(ガイドライン)が確立されている疾患については、そのガイドラインに従って診療をします。
特に成人の気管支喘息の患者さんには悩んでおられる方が多くおられますが、確実な吸入ステロイド治療で大半の患者さんが発作から解放されます。気管支鏡検査は予約制で、ヘリカルCT検査は予約なしで受けていただけます。
当院は滋賀医科大学外科学教室の関連施設であり、松村院長を筆頭に生田大二医師と常勤医師2名、非常勤医師5名の計7名で診療を行なっています。
外来では一般的なキズ(切り傷、擦り傷、ヤケド、魚の目、巻き爪など)の処置やデキモノに対する処置、小手術などを行なっております。
専門外来として乳腺外来を毎週火曜日、金曜日の午後に行なっています。
また、手術は毎週火曜日を中心に行なっており、胃、大腸を中心とした消化器外科手術、腹腔鏡下胆嚢摘出術、腹腔鏡下虫垂切除術、ヘルニア(脱腸)、痔などの手術を行なっています。
治療に当たりましては、内科、消化器科との連携を密にした迅速な対応と患者様に優しい治療を心掛けています。
担当医 生田大二
ドクタープロフィール
【資格】
医学博士
日本外科学会 外科専門医
日本消化器外科学会 消化器外科専門医・消化器外科指導医・消化器がん外科治療認定医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
日本乳がん検診制度管理中央機構 検診マンモグラフィ読影認定医
内痔核治療研究会 ジオン(ALTA)四段階注射法講習修了
日本外傷診療研究機構 外傷初期診療ガイドラインJATECコース修了
緩和ケア研修会修了
健やかに、生活するサポートを
いたします。
日本は長寿の国になりました。
穏やかに健康で過ごせるお手伝いができればと、地域医療に携わっています。
2006年4月より生田病院に着任し、泌尿器科外来、維持透析管理を担当しています。
ドクタープロフィール
1987年 滋賀医科大学卒業
1993年 日本泌尿器科学会専門医
1997年 医学博士
2001年 日本透析医学会専門医
2006年 生田病院勤務
2010年 滋賀県認知症相談医
外来においては、頻尿・尿失禁・排尿困難や排尿痛など、排尿障害をきたす疾患を診断し、治療を行っています。
最近増加している前立腺癌など、尿路腫瘍の初期治療も行っています。
透析室では維持透析を行っています。
ベッド数は14床で、月・水・金は3クール行い、夜間透析にも対応しています。(火・木・土は午前のみ1クールです)
自宅と病院間の送迎も外来通院透析で行っています。
体に良い血液透析を行うため、透析液の清浄化に努めています。
2017年11月より血液透析機器が新しくなりました。体の負担が少ない間歇補充型血液透析濾過(i-HDF)を行えるようになり、患者様に喜ばれております。
花粉症、アレルギー性疾患、補聴器外来、中耳炎、蓄膿症などの診療を行っております。
しかし単に耳鼻咽喉の病気を治すだけではなく、患者さんの全体像を的確にとらえ、
心身ともに健康な状態に回復されるような診察をこころがけております。
■X線検査
X線検査では、放射線(X線)の透過性を利用し、胸部、腹部、骨などの撮影を行っています。
現在では、X線検査にもデジタル画像が導入され、画像処理、画像保管、通信が可能になりました。
■CT検査
CTとは、コンピュータ断層撮影装置(Computed Tomography)の略で、放射線を照射し、コンピュータによる巧妙な画像処理技術によって人体の断面像を得る検査です。
CT画像は、X線写真に比べてより多くの解剖学的情報(臓器の位置関係,病変の大きさ)を得ることができます。また、必要に応じて造影剤という薬を使うことがあります。
当院では16列のマルチスライスCTを使用しており,従来のCTに比べ短時間で多くの情報を得ることができます。 また、最新の技術により少ないX線量で充分な画質を得ることができるので、被曝の低減にもつながります。
コンピュータ処理により3D(三次元)画像の作成も可能です。
■X線透視検査
透視ではリアルタイムに画像を見ることができます。また,寝台部が傾斜にできるので被検者を必要な体位で検査することができます。
■乳房撮影(マンモグラフィ)
マンモグラフィとは、乳房のエックス線撮影のことで、触っても判らないような早期の小さな乳がんを発見するのに大変有効な検査です。乳房は柔らかい組織でできているため、専用のレントゲン装置を使って撮影します。
マンモグラフィでは、早期の小さな乳がんは勿論、しこりを作らない乳がんを白い影(腫瘤影)や非常に細かい石灰砂の影(微細石灰化)として見つけることができます。また、悪性の病気だけでなく、良性のものも見つかります。撮影は一般的に両方の乳房を上下方向、左右方向からの圧迫板で押さえながら行います。
また、当病院ではステレオバイオプシ(生検)という検査も行っており、撮影画像だけでは確定診断ができない症例などにおいて、細胞または組織を採取し、より正確な病理学的診断が可能になります。
■ ポータブル撮影
病状により検査室へ来られない患者さんの際は移動型X線装置により病室まで行き撮影します。
当院リハビリテーション科の特色は、根本治療を目指しており、セラピストによる繊細な治療を施しています。
そのため、長期に渡り症状の改善が見られなかったり、
苦痛に悩まされていた方にも何らかの改善をもたらしています。
また、最近では脳梗塞後遺症などの脳血管性疾患の患者様も増加しており、現在、地元地域の皆様に大きな期待を受けるようになりました。
平成18年9月より訪問リハビリテーションを開始しました。ご利用の対象は介護認定を受けられた方で、通院によるリハビリテーションを受けることが困難な方です。ご利用に際しましては、担当のケアマネジャーへお申し込み下さい。